わきが 症例2 : ワキガ手術の傷跡が著しくきたなく残ってしまった

ワキガ手術の傷跡が著しくきたなく残ってしまった(38才 男性)

【主訴】

5年前に意を決し某有名チェーン系クリニックでワキガの手術を受けました。症状は多少改善したと思いますが、満足するにはいたっていません。しかし、今回御相談したいのはこのことより傷跡の事なのです。担当医の話しでは、そこでの手術は超音波メス法で大変評判が良いと豪語していました。価格はちょっと高価だが、一般の方法よりずっと効果が高いといわれ手術をお願いしたのです。
傷跡は両脇に2箇所づつ、1つが2cmほどで巾5〜6mm赤く盛り上がっています。わきの下の毛もそこだけ生えず、とてもみっともない感じです。わき下は全体に薄くなるとは言われていたのですが、傷まわりだけが禿げていて他は普通の密度で毛が生えています。また、傷が時々とてもかゆくなったり、違和感をおぼえたりします。形成外科でなんとか傷の修正治療が可能なものでしょうか。

【回答】

これはケロイド瘢痕でしょう。ケロイドは実は体質(遺伝的なもの)が原因です。ですから、たとえ他の施設で手術を受けたとしても同じようにケロイドが発生したと思います。
治療法ですが、まず、リザベンという内服薬を1〜2年間服用します。月に1回程度、形成外科に通院しトリアムシノロン(ケナコルト)を局所注射します。おおよそ6ヶ月程度でかなり硬くなって盛り上がったケロイド瘢痕はおちついてくるはずです。そのころ瘢痕を切除し縫縮する手術を計画します。手術後h形成外科専門医の指示に従い術後フォローを続けましょう。
蛇足ですが、あなたの受けた手術が超音波メス法としたら、もう少しわき毛が薄くなって良いはずです。おそらく十分に超音波メスの効果が得られていないようですので、これを機会にきちんとした形成外科で超音波メス法ワキガ手術を受け治してみてはいかがでしょうか。ずっと、症状は改善するはずです。

■ 関連リンク
わきが・多汗症専門外来
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2007年08月15日 20:50に投稿されたエントリーのページです。

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