アンコウ鍋とコラーゲン
めっきりと寒くなり、鍋が似合う季節になりましたね。
先日、茨城県五浦にてアンコウ鍋(どぶ汁)を食べました。「コラーゲンたっぷりだー!明日はお肌プリプリだねー!」なーんて喜ぶ友人ら。残念ですが・・・、アンコウの身のコラーゲンをたっぷり摂ってもそのまま肌のコラーゲンにはならないのです。コラーゲンとてタンパク質の一種にすぎません。魚や肉のタンパク質同様、胃でアミノ酸に分解され、再びタンパク質となり体中の組織を作っていくのです。
肌のコラーゲンは皮膚の真皮層にある線維芽細胞という細胞から作られます。しかし40代以降になるとほとんど作られなくなり量が減っていき、また紫外線によるコラーゲン変質も加わり、シワの原因になるのです。ぷりぷりアンコウ肉や、とろとろフカヒレをいくら食べても、お肌はプリプリにならないのですね。残念ですぅ・・・。
「コラーゲン入り化粧品があるじゃない。それ塗ればいいんじゃないのー?」とお考えの方。またまた残念ですが、化粧品に含まれるコラーゲンは保湿目的です。分子量も大きく、とても真皮まで届きません。
コラーゲン対策としましては、
- 紫外線対策をしっかりと!
紫外線はコラーゲンを変質させ、量を減らします。冬もきっちり日焼け対策しましょう。
- ビタミンC誘導体やレチノールなど使ってみましょう!
化粧品も効果は弱いですが、毎日使うものです。誇大広告にだまされずに、肌に良い成分の配合されたものを選びましょう。
- 美容皮膚科に頼ってみましょう!
フォトRFやリジェンACR法、トレチノインなどなど。その他化粧品選びに困ったらご相談ください。
とはいえ・・・、アン肝には抗酸化作用のあるビタミンEやビタミンAが豊富に含まれているので、ぜひぜひ食べてください。アンコウのコラーゲンを食べてお肌がプリプリになるかどうかは、どうでもいいのです。美味しければそれでいいのです。みんなでワイワイ楽しければいいのです。緑黄色野菜、淡色野菜、動植物性タンパク質をたっぷり美味しく楽しく摂れる、美肌系日本食(?)文化代表、「鍋」!今冬もどんどん「鍋」しましょうね!
(酒井形成外科 医師 本田衣麗)

この校舎の裏手を少し歩くと有名な北大ポプラ並木があり、そこには試験農場が広がっているのである。残念なことに平成16年に北海道を襲った台風18号の猛威でかなりのポプラが倒壊し被害がでているようだ。、かつての威風堂々たる並木道はその面影を残すに留まっている。ちなみに現在ポプラ並木は再生中であり、その再生方法は北大の基本理念である「フロンティア精神」を表していると言われている。
キャンパスはほぼ完全に公園化していて、学生より一般市民や観光客のそぞろ歩きが目立つ。あたかも市民公園のなかに大学の建物が点在するといったおもむきである。大学構内の道路はどれも広く、どこまでも街路樹が並んでいる。歩道から校舎はさらに奥にたたずんでいるため、おのおのの建物は100mくらいを隔てている。
東京大学もかなり広いキャンパスを保有しているが、北大はその比では無い。この大学構内の道路わきにそれぞれの学部名が石標に刻まれている。
次の朝、改めて写真を撮ってみた。
ホテルの窓辺に立ち、暮れなずむ札幌の町を眺めていた。夕焼けがおさまる頃、点々と街明かりがともりだす。
大学の授業と大きく異なる点は、各先生の失敗談や企業秘密を暴露してくれるところである。ある先生は失敗の原因を解剖学にのっとって説明してくれるから、さらに奥深いものがある。とくに毎日のように実際の手術を手がけていると、「そうそう、そこ!・・どんな解決があるのかな?」と説明が手に取るように分かると共に、「そうか・・みんな同じところで悩んでいるんだ!」と共感もできるのである。