リジュビネーション アーカイブ

2007年08月22日

血小板血漿注入療法(リジェンACR法)はなにが、すごいのか!

人の体には自分の細胞を新しく再生したり、癌細胞のように突然変異で悪化してしまった細胞を自分で殺すような作用があります。ところが、人には老化という現象が存在するのです。つまり細胞の新生が少なくなったり、悪化した細胞を排除できなくなったりすることなのです。
細胞化学や生化学の分野ではこの老化という現象を遅らせる科学技術を模索しています。これが再生医療の一分野です。
たとえば、いままでは癌治療といえば外科的にこれを切除するか、副作用の強い抗がん剤の投与あるいは放射線治療が一般的です。しかし、人それぞれ若い頃には自分で癌をやっつける因子や細胞を持っていたはずなのです。これがさぼりだすから「癌」になってしまう。そこで再び癌に対抗できる細部を再活性化する。こんな治療も再生医療の一環なのです。
血小板血漿注入療法(リジェンACR法)は、こんな再生医療の応用なのです。
血小板にはPDFG, FGF, EBF, VEGF, など血管の新生やコラーゲンの生成を促し、創傷を治癒させる因子が多数発見されています。皮膚を切ったりして血が出るような怪我をすると、その傷口に最初に集まるのが血小板です。この血小板には傷を自分で治すというシステムの最初の段階を指示するからです。
これに最初に気付いたのは、1998年 Robert Marxです。骨の再生を促すのに血小板血漿注入療法(リジェンACR法)を利用したのが評判になり、いまでは歯科領域ではあたりまえの治療になっています。とくにインプラントでこの治療法を利用したクリニックが人気がでて評判になったのは有名です。
形成外科領域でも皮膚潰瘍の治癒促進にこの評判の治療法を利用しています。
これが美容皮膚科や美容外科領域にアンチエイジング治療として利用されないわけはありませんが、この治療法の理由は近代医学の粋である再生医療の知識が使われているのです。

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美容皮膚科ユニット >> 血小板血漿注入療法(PRP法)(リジェンACR法)

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2008年09月03日

筋トレならぬ皮膚トレ

シュワちゃんことアーノルド・シュルツネーガーのような肉体になるには大変な筋肉トレーニングが必要です。ただ、薬を飲んだりアミノ酸を摂取して寝ているだけであんな肉体になるわけはありません。
筋トレ(筋肉トレーニング)ではその最初の段階で一度筋繊維は損傷を受けます。この損傷が修復される時にさらに大きな力がでるよう、生きている肉体では筋肉は成長をするというわけです。
同様に皮膚も活性化をするには一度試練が必要なのです。しかし、皮膚は仮に丈夫なものに生まれ変わったとしても「醜くなったり」「汚くなったり」してもらっては困りますよね。
美容皮膚科ではいかに肌を美しく鍛え上げていくか、そのためにどのような治療があるのかを模索してきたのです。
最も初期の段階では治療後かさぶたができたり皮膚が赤くなったりするダウンタイムが1〜3カ月も続く治療法だったのです。これを「アブレージブ・リサーフェシング」と言います。その後患者様からのクレームの多いこの治療体系は見直され治療直後からすぐお化粧ができ、ダウンタイムの全く無い治療法が提唱されました。これを「ノンアブレージブ・リサーフェシング」といいます。しかし、今度は治療効果が少ない、あるいはほとんど無いのではないかというクレームが出てきたのです。やはり皮膚を鍛えるとしても多少は努力をしなくてはならないということでしょう。
そして、現在最小限度のダウンタイムで程よい効果を出す方法が考案されつつあります。これが「ミニマムアブレージブ・リサーフェシング」という考え方です。適度に皮膚にストレスを与え皮膚を美しく鍛え上げる。フラクショナルレーザーという新しいジャンルはまさにこの発想のもとに生まれた治療なのです。

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フラクショナルレーザーによる肌質改善

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2008年09月18日

ミニマムアブレージブリサーフェシング

ミニマムアブレジブリサーフェシングとは最低限の表皮障害で表皮を新しくすするという意味です。「最低限」と言う言葉に達するまでに皮膚を新しくする治療法(スキンリサーフェシング)はアブレージブリサーフェシング時期とノンアブレージブリサーフェシング時期を通過したのです。

1.アブレージブリサーフェシング期
QスイッチYAGレーザー1990年代におこなわれていた美容皮膚科治療は「アブレージブリサーフェシング」といわれ、皮膚表面に傷をつけダウンタイムや色素沈着を覚悟しておこなってきたものばかりでした。トラブルも多く患者様もがっかりしたことが多かったのです。代表的治療にフェノールピーリングやTCAピーリング、ウルトラパルス炭酸ガスレーザーがありました。
しかし、Qスイッチレーザー(右写真)のようにダウンタイムを犠牲にしてもしっかりした治療効果を認められている機器もあります。

2.ノンアブレージブリサーフェシング期
というわけで、時代は「ノンアブレージブリサーフェシング」という考えに変ってきました。ダウンタイムはほとんど無く、施術したその日にお化粧も可能というものです。代表的な治療法にIPL治療や高周波電気治療があげられます。しかし、人は常に上を望むものなのです。さらに即効性が高く治療効果も高いものが求められてきました。

3.ミニマムアブレジブリサーフェシング期
フラクショナルレーザー「やはり効果がでるには多少のダウンタイムは必要なんだ!」徐々に皮膚医学者達はこう考えるようになってきたのです。
こうして、わずかなダウンタイムで最大の効果をあげる機械が登場し始めてきたのです。フラクショナルレーザー(写真右)治療は見た目には表皮に2〜3日間、ちょっとした赤みが出る程度のダウンタイムしか無いのですが、顕微鏡的にはしっかり皮膚に刺激を与えています。この刺激により真皮内のコラーゲンは増加し、皮膚は張りが増し、若返るとともにニキビ跡やこじわ等の陥凹が改善されます。
 
このように皮膚組織学的改善のエビデンスがあるにもかかわらず、見た目はさほどダウンタイムが無い。フラクショナルレーザーはミニマムアブレジブリサーフェシングという新しいジャンルを美容皮膚科の治療法に付け加えたといわれています。

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フラクショナルレーザーによる肌質改善

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2008年09月27日

酒井形成外科で、どうしてLUX1540を選んだのか

フラクショナルレーザーの代表的な製品は3機種あります。
最初に開発された米リライアント社のフラクセル2、次に開発された米サイノシュアー社のアファーム、そして次に開発された米パロマ社のLUX1540です。
酒井形成外科ではフラクショナルレーザー治療のレーザー機にLUX1540を選択しました。その理由は以下のとおりです。

1) 3機種の中で最もパワーが高い。
2) 3機種の中でレーザーの皮膚深達度がもっとも深い。
3) 3機種の中で実際の感覚として痛み感が最も少なく感じた。

フラクショナルレーザーの比較表

機種名StarLux
(Lux1540Handpiece)
Flaxel2Afferm
製造元米国Pzlomar社米国Relian社米国Cynosure社
レーザー種別エルビウムグラスエルビウムグラスNd : YAG
波長1540nm1550nm1440/1320nm
パルス幅15msec 3msec
最大パワー100mJ70mJ 
冷却方式接触式なしエアー式
照射前麻酔不必要必要不必要
備考痛みが最も少ない
皮膚深達度が深い
1000um
痛みが強い
皮膚深達度が深い
1000um
痛みは少ない
皮膚深達度が浅い
300um

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フラクショナルレーザーによる肌質改善

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2008年10月10日

フラクショナルレーザーの発想は30年も前からあった!!

30年前にはさすがに人間の皮膚に小さな穴を正確に開けるレーザーは存在しませんでした。しかし、人の肌に小さな傷をつけることによってかえってスキンリジュビネーション(肌の若返り)がおこることは予測されていたようです。
それを証明するのが「ダーマローラー」なのです。このシンプルな器械は筒のまわりに多数の針を植え付けています。まるで円筒形の剣山の様です。
p1_5.jpg写真にあるものは比較的針が短いのですが、けっこう針が長い種類のものもあります。
これを女性の顔の肌の上でころころ転がすわけなんです。ちょっと力を入れてそれぞれの針がプスプスと皮膚に刺さるようにして転がしていったといわれています。すると肌には多数の針穴が開き、それによって皮膚は針穴状の障害を受けるのです。

しかし、たかが針穴の障害です。健康な肌は即座にこれを修復するのです。1週間もすれば多少の赤みを残す程度で肌はもとの状態以上にコラーゲンを生成し肌はリモデリングされたといわれています。
このダルマローラーでの施術は、ちくちくとした痛みを伴い施術直後は血で顔が真っ赤になったものです。とても美容医療とは思えませんでした。さらに、細い針での刺激はたかがしれていたのでしょう。レーザー熱の比べればコラーゲン生成もわずかだったといわれています。
とはいえ、この昔の発想が現在のフラクショナルレーザー治療の原点であることはまちがいありません。まさに「温故知新」です。

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2009年02月01日

人成長ホルモンとプラセンタ療法

laennec.jpg
人成長ホルモン(HGH〈ソマトロピン〉)は、標的器官に直接作用する場合もありますが、間接的に作用することの方が多いとされています。
間接的作用の場合は肝臓などに働きかけIGF-1(ソマトメジンC)を分泌させ、それが標的器官に作用するのです。
近年ラエンネック(プラセンタエキス)の注射治療によってIGF-1が人体内に有意に増加するという論文がでています。すなわちラエンネックのアンチエイジング注射治療の中心的論理です。
これによると最近話題の成長ホルモン補充療法と同じような効果が期待できるということです。成長ホルモン補充療法とは究極のアンチエイジングといわれています。老化したから成長ホルモンが減るのではなく、成長ホルモンが減ったから老化するとまでいわれています。
しかし、成長ホルモンを補充すると下垂体へのフィードバックから本来自分で分泌する、自分自身の成長ホルモンが低下するというジレンマがおこります。ラエンネックの注射治療では自分自身のIGF-1を増加させているわけですから、極めて理想的な成長ホルモン補充療法といえるわけなのです。

なお、成長ホルモンには以下の様な働きがあります。
1) 骨の伸長
2) 筋肉の成長
3) 代謝促進(ダイエット効果)
4) 血糖値の調整(抗糖尿病効果)
5) 体脂肪のエネルギー化促進(ダイエット効果・体力増強効果)
6) 骨の伸長
7) 筋肉の成長
8) 代謝促進(ダイエット効果)
9) 血糖値の調整(抗糖尿病効果)
10) 体脂肪のエネルギー化促進(ダイエット効果・体力増強効果)

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酒井形成外科 美容皮膚科 >> プラセンタ療法

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