人体で唯一進化が遅れた眼瞼挙筋群

ミューラー筋は挙筋の一部と思われてきました。しかし、近年驚くべきことが発見されたのです。
私たち進化が進んだ動物のほとんどの筋肉は一つの筋肉の中に瞬発力を出す速筋(赤筋)と持久力を出す遅筋(白筋)があります。しかし、現在の筋肉の進化以前では赤筋と白筋は別々に存在したようです。まず、速筋が働き筋紡錘に刺激が伝わると反射により遅筋が攣縮し強力な筋力が生まれるといわれています。速筋と遅筋はそれぞれ異なった神経を介して運動がおこっていたため筋肉そのものが別々に存在していたというわけです。進化の過程でコンパクト化を進めているうちに同一筋肉内に速筋と遅筋が収まっていったと想像されますが、眼瞼挙筋だけは、その進化から漏れたようです。
つまり、眼瞼挙筋で速筋がミューラー筋、遅筋が眼瞼挙筋そのものだったというわけです。そしてミユーラー筋は交感神経支配、眼瞼挙筋は童顔神経支配だということが分かっています。

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2009年07月23日 13:43に投稿されたエントリーのページです。

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