自分の体のある部分から脂肪を採取し、同日にこれを他の部位に移植することを脂肪注入といいます。顔等移植される側の血行が良く、また少量の注入で満足ができうる場所では、脂肪注入は大変良い手術です。しかし、乳房等移植される側の血行が良くなく、また、大量の注入が必要とされる場所では、脂肪注入は考えものです。
まず、注入された脂肪の定着率が10〜15%しかない事を知るべきでしょう。
顔などの部位でも脂肪注入手術の注入脂肪の定着率は20%程度で、満足するためには、2〜6カ月ごと3回以上の手術が必要なんです。
乳房の場合少なくとも片方で100ccのアップは必要でしょうから、仮に1回
片方200ccづつ脂肪注入したとしても3ヶ月くらいで残るのは、せいぜい
40cc程度です。計画上これを3回おこなって、やっと目的を達成できるはずですが、1回の脂肪注入に要する400ccもの注入用脂肪を作るのに脂肪吸引量は1000ccあまりを要するわけで、これはかなりしっかりした脂肪吸引をかなりの
範囲で行わなければなりません。さらにこれを3回も繰り返すわけです。
はたして有意義でしょうか?
もし、あなたがやせ形なら、土台この手術自体が無意味になる事はあきらかなのです。
■ 関連ページ
乳房の美容外科 >> 豊胸


